知ってるとお得！？Tシャツのプリント方法紹介します
オリジナルTシャツを作る際、情報を収集すると思います。その中で、よく出てくる単語があります。「シルクスクリーンプリント」何となくわかる人は多いかもしれませんが、その特徴や料金にどう関わってくるか分かる人は少ないと思います。今回は、シルクスクリーンプリントの解説とプリント方法を理解することでわかる、お得な注文方法をご紹介します。
今回の記事がおすすめの方
- とにかくお得情報が知りたい方
- オリジナルTシャツを作る予定があり、参考にしたい方
- オリジナルTシャツ初心者の方
- 単純に興味がある方
そもそもシルクスクリーンプリントってなに？
シルクスクリーンは、孔版画の技法の一種であり、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版画の版を製版し、印刷する技法である。シルクを使うかどうかにかかわらず、孔版画の技法のうちメッシュを使うものは全て、この項目で説明する。
ウィキペディア
わかりやすく言えば、版を用いて商品にインクを刷り込む、最も一般的な加工方法になります。T-ZOでもシルクスクリーンプリントを採用しています。
知って損はない！オリジナルTシャツの内訳
次に見積りを依頼した際に、よく記載されている内訳を解説していきます。シルクスクリーンプリントの特徴を掴むとちょっとお得な注文方法がわかります。（送料や消費税は省きます）
版代（シルクスクリーン）
版代は版の料金になります。「版」はTシャツをプリントする際に使用する「型」になります。１プリント箇所に１色で１版必要になります。（例：背中１色/左胸２色の場合３版必要になります）色数とプリント箇所が増えると版代の影響で割高になります。合計版代を制作枚数で割ると、１枚あたりの版代になります。そのため枚数が少ないと版代が高く付きます。
プリント代
プリント代は、Tシャツにプリントする際の「インク代」「作業料」「乾燥代」に当たります。こちらも枚数によって金額が変わります。その他特殊インク（蛍光インク・メタリックインク・蓄光インク等）の場合も料金が変わったり、色数が増えた場合も料金が割高になります。
デザイン校正代
手書きデザインを校正した際に発生する料金です。デザインの内容量で金額が変動します。もちろん完全データで入稿した場合は、料金が発生することはありません。
ウエアー代
プリントするウエアー（商品）代になります。
シルクスクリーンプリントは、枚数によって大きく料金が変動することがわかります。枚数が多ければお得ということを覚えておいて下さい。
シルクスクリーンプリントのメリット・デメリット
メリット
- 枚数が多くなればなるほど、コストダウンにつながる
- 様々な色のインク・特殊インクがありデザインの幅が広い
- 仕上がりの風合いがソフト
- インクの耐久性が高い
デメリット
- 枚数が少ないと割高になる
- 緻密なデザインのプリントは向かない
- 素材によってはプリントができない
- 色数・プリント箇所が多いと割高になる
ちょっとお得なオリジナルTシャツの注文方法
上記のことから、シルクスクリーンプリントで作る場合「枚数」が大きく関わってくることがわかります。枚数が多いほうが安くなりますが、そんな制作枚数がない方は「まとめて注文」がおすすめです。ちょっとお得な情報を紹介します。お得と言っても合計金額が大幅に安くなるということではありません。予算に余裕がある方は是非参考にして下さい。
① 違うウエアーにも同じデザインをプリントする
Tシャツ10枚製作する場合は、本来であれば10枚での料金になりますが、もし冬にも着る予定があればそれも見据えて注文します。Tシャツ10枚・パーカ10枚で合計20枚になります。そうすると1枚あたりの版代とプリント代がコストダウン出来ます。他にもデザインは限定的になりますが、Tシャツ10枚・トートバッグ10枚も同様に割安になります。
「それなら増刷依頼すればいいんじゃん」と考えると思います。しかし問題点もあります。
- 増刷枚数でプリント代が変わったり、別途送料がかかったりと、割高になりやすい
- 業者によって、版の保存期間が決められているため、保存期間がすぎると再度版代がかかる
- 季節に合わせて注文すると、ウエアーの在庫がない可能性がある
- 増刷依頼の手間がかかる
そう考えると、まとめて注文したほうがお得になります。
① 違う色のウエアーにも同じデザインをプリントする
Tシャツ10枚製作する場合は、本来であれば10枚での料金になりますが、サブカラーのTシャツも制作すれば、メインカラー10枚・サブカラー10枚で合計20枚になります。そうすると1枚あたりの版代とプリント代がコストダウン出来ます。色が複数あれば、場面場面で変更でき便利です。
まとめて作る際の注意点：
■デザインカラー・デザインサイズは統一すること（変わると版代がかかる）
■同じ生地素材でまとめる
■プリントに支障がないウエアーを選ぶ
以上になります。お困りの際は、ご相談下さい。T-ZOでは最適な方法をご提案します。
まとめ：ちょっとお得な注文方法はわかりましたか？
今回はシルクスクリーンプリントを例に上げて紹介しましたが、その他にプリント方法は様々あります。プリント方法がわかると、自分の最適なプリント方法や注文方法が見えてきます。金額的な得は少ないかもしれませんが、手間が省けたり、オリジナルTシャツを着る機会が増えたりします。是非ご活用ください。
T-ZOでは、オーダー頂いたお客様には、このようなお得情報や最適なプリント方法などを、アドバイスしながら製作を進めます。もちろん無料でご相談もお受けしているので、是非お問い合わせ下さい。
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